メルカリの胎児エコー写真出品禁止について
メルカリは2025年8月25日、胎児のエコー写真および類するものの出品を禁止すると発表しました。この措置は2025年9月1日から実施され、該当商品が確認された場合は順次削除されます。
禁止の詳細
対象商品：
- 胎児のエコー写真およびそれに類するもの
- 原本・コピー問わず
- 日付や氏名をカスタマイズできるものも含む
実施日：2025年9月1日以降 対応：AIによる監視と手動確認により、該当商品を順次削除
背景にある問題
メルカリでは多数のエコー写真が2,000円～9,000円程度で出品されており、多くが売り切れ状態でした。これらの写真が悪用される可能性として以下が指摘されています：
主な悪用目的：
- 妊娠詐欺：偽の妊娠を装って中絶費用や慰謝料を請求
- 交際相手の引き留め：別れを回避するための嘘の材料
- 金銭詐取：「妊娠した」として経済的支援を求める詐欺
ここが横行して、詐欺に使われるなんてほんと怖い時代ですよね・・・
X界隈でも話題に！
【話題】メルカリ、“胎児のエコー写真”を出品禁止に
— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) August 25, 2025
・メルカリで購入したエコー写真を男性に見せて「あなたの子供を妊娠した。堕胎費用を払って欲しい」とせがむ詐欺が横行
・騒ぎを受けメルカリがエコー写真を出品禁止に
・9月1日以降は該当出品を削除予定
→今月中は妊娠詐欺師の駆け込み需要増か… pic.twitter.com/b621Sm0uXK
世間の反応とは
ひろゆき氏（西村博之氏）がXで「妊娠詐欺の道具として使われているのでは」と投稿したことで、さらに注目を集めました。Yahoo!ニュース
「胎児のエコー写真」の出品を禁止したメルカリの発表を受け、この写真が売買される目的について自身の見解を示した。
ネット上では以下のような声が上がっています：
「恐ろしすぎる」
「世も末だな」
「わが子で小遣い稼ぎするな」
「犯罪目的以外に需要ないのでは」
関連商品の問題
エコー写真以外にも、メルカリでは陽性の妊娠検査薬のおもちゃも販売されており、これらも妊娠詐欺に悪用される可能性が指摘されています。商品説明には「おもちゃ」「ドッキリ用」と記載されていますが、実物との見分けが困難な場合もあります。
メルカリの対応方針
メルカリは今回の措置について「メルカリおよびメルカリShopsで定める禁止出品物『不適切と判断されるもの』に該当する」として、倫理的観点から出品を禁止すると説明しています。メルカリびより
この決定により、フリマアプリにおける倫理的な商品管理の重要性があらためて浮き彫りになったと言えるでしょう。
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